古賀市から正式に発表された通り、月見AI事務所は古賀市における生成AI導入支援を行うことになりました。この取り組みは、「小さな個人・組織にこそAIを」という月見AI事務所の理念を実現するための重要な一歩となります。
古賀市によるプレスリリース
https://www.city.koga.fukuoka.jp/phpdata/pressinfo/9470ccbc9c8931d34da209bf6a9a3fa3.pdf
私自身も古賀市に住む市民として、この取り組みに参加できることを大変嬉しく思っています。古賀市は市長をはじめ、デジタル推進課にも生成AIに深い理解を持つ方々がそろっており、期待を背負いつつも、一市民としても積極的に取り組んでいきたいと考えています。
今回開発される「古賀市版生成AI」は、RAG(検索拡張生成)技術を用いて古賀市の実情に沿った文章生成が可能となり、ハルシネーション(誤った情報の生成)を抑制する設計となっています。特筆すべき点として、業務別のインターフェースを備え、AIプロンプトに不慣れな職員でも使いやすいUI/UXを実現します。また、用途に応じて複数の生成AIモデル(GPT-4o-mini、o1、Claude-3.5-sonnetなど)を自動で切り替える機能も実装されます。
これまでITコンサルタント会社で業務改善を進めてきた経験を活かし、古賀市の職員の皆さんがより効率的かつ楽しく働けるよう支援していきます。市政のデジタル化と効率化に貢献し、その結果が市民サービスの向上につながればと思っています。